こんにちは、空間デザイナーのナカザワフミです。
先日のこちらの記事を書いた時から3ヶ月が経ち(早い)、受けていたコーチングプログラムが終了しました。
2週間に1度、プレセッションも含めて全7回のプログラムを受けて感じたことを今日はつらつら書いてみようと思います。
目次
条件が揃うと宿題はキッチリやるタイプなんだと自覚できた
毎回次のセッションまでに『クエスト』というゲーム好きにはたまらない響きの、要するに宿題を出してくれます。
GoogleのJamboardというリアルタイムで情報共有のできるアプリを使い、日々の簡単なクエスト(自分ができたことを書く、相手にしてもらったことを書く、やらないことを決める…など)が出来たら、Jamboard上の付箋に書いて貼っていく方法で行っていたのですが、『適度な見られている感』『記入するタイミングは委ねてもらえている』『強制ではない、やってもやらなくてもOK』なことが私にとってはちょうど心地良く、最後まで楽しみながらクエストを終えることが出来ました。
ルールでガチガチに縛りすぎるよりも程よい主導権を与えられている方が能動的に動けることを、このクエストを通して知ることが出来ました。
あとこうやって表にして見える形にしてくれると、なるべく余白を埋めたくなる欲求がフツフツとね…。
自分のことを話すと泣きがち(あまり言いたくないことだと特に)
無理やり言わされたわけでは決して無いけれど、せっかく受けてるんだから全部話さなきゃもったいないと(貧乏性)、あまり人には話さないようなことも話すようにしていたのですが、そういう時はとにかく自然と涙がボロボロ出る。
かと言って喋れなくなるほどの状態にはならないので冷静に話は出来ているのだけど、涙が出た内容のことは自分にとって大事なことだったのかなー?とあとになってから感じてます。
あと、泣くとその後めっちゃスッキリするんですよね。
1回言葉にして表に出すことで、良い意味で『どうでもよくなる』感覚になるのかな?なにかに捉われ過ぎて抱え込んでいたことでも、少し手放して前に進めるような…そんな気がしました。
自分の得意なことに目を向けられるようになると気持ちが楽
コーチングのセッション中は『私の得意なこと』に目を向けることが出来るように話を進めてくれているなぁーと感じることが多くありました。
自分に対してはすぐにネガティブな言葉を言いがちですが、負の言葉を不意に漏らすと、すかさずコーチは捉え方を変えたポジティブな言葉で表現するように促し、軌道修正してくれてるような…?
『言霊』ってフレーズをよく聞くけれど、ネガティブな言葉ばかりを聞いたり発したりしているとその通りに自分で自分を洗脳してしまっているような気がするので、なるべくポジティブに捉えられるように促してくれたことは有難かったなぁーと感じました。
思ってたよりもガツガツしてることに気付いてしまった
『マイペースに生きたい』とよく思っているけれど、この『マイペース』が自覚していたよりも『行動力のあるマイペース』だったんだなと。
考えるのはそこそこにまずはやってみること、『時間がもったいない』が頻繁に登場する口癖なこと、興味のあることが向こうから来るのを待つのではなく接点をつくるために自分から動けることなど、前に進みたい気持ちが意外と強いんだなと自覚しました。隠れ肉食系。(隠れてるのかは不明)
ただ、みんながみんな行動に繋げられる訳ではないこともコーチとの話の中から知れたので、あまり周りには『早くやれー!』と私の価値観だけを押し付け過ぎないように気をつけにゃアカンなーとも思いました。
寝るのが超大事
セッション中の会話の録音を毎回いただけるので終わった後に聞き返していたのですが、なにかと言うとすぐこのフレーズを言いがち笑。
寝ることが目的…というよりも貧乏性ゆえのせっかちな傾向にあるので『もう少し気持ちのゆとりを持った生活がしたい』ことの表れなのかなと。とはいえ最低8時間(最大12時間までOK)は睡眠時間キープをこれからも頑張りたいと思います。
モノでもコトでも、そこに存在する理由を知りたい
怒る時でもなんでも、静かに理論武装する私。
あとから考えると1番めんどいタイプだなと感じますが、何でそうなのかを深掘りしてみると、興味をもったことに対して『それがそこに存在するに至った想いやストーリーを知りたい、聞いて納得したい』という気持ちが自分の中にあるからなのかなと…裏側を知るの好きなんですよね。
箱根彫刻の森美術館的に、唐突に置いてあるアート作品の意味がよくわからないことが多々あるので、そういうものを五感で楽しめるような心のゆとりも、これからは持てるようになったら良いなぁ。
自分を客観視できるようになってきた
セッション中に『どうしてそう思ったのですか?』と問われることを度々経験したからか、嫌だと思ったことでも悲しいでも楽しいでも、なにかしらの感情が動いたことをそのままにせず『その感情に至った理由』まで深掘りして考えられるようになってきた気がしました。
わけのわからない感情の上がり下がりはただただ精神的にツラいだけだけど、『こういう時に自分が嫌だと感じるのか』『こうなったら楽しいんだな』などを自覚することで、自分が大切にしたい軸となる部分が少しずつ見えてきて、周りに振り回されすぎずに過ごせるようになってきたような…?
周りの人の見守り、超大事
『どこかのタイミングで何か今までとは違う力強さを感じるようになった』と最後のセッションの時にコーチから言われたのですが、セッション中はパッと思いつくものが見当たらず…。終了後に時間を置いてよくよく考えてみたら『他者から見た私はどんな私?』のクエストで、周りの友人たちに私のことをどう感じているのかと質問をした後からかなと思いました。
改めてそんなことを聞くのはとても気恥ずかしく、締切ギリギリまでこのクエストをスルーしようかとも思ってましたが、『2〜3人から返答くれば良いよね』と意を決してエイヤーッとTwitterやInstagram上で質問をしてみたところ、予想を遥かに超えた31人からの返答が。それを1つ1つ読ませてもらいながら画面越しにニヤニヤしてしまったことはナイショの話。
これだけ多くの返答をもらえたことで『自分の行動を見てくれてる人がたくさんいる』ということを知れて、ものすごく私の自信にも繋がったようなそんな気がしました。協力してくれた友人たちには圧倒的感謝。
見守られている感覚が伝わるとチカラになるんだなと身をもって実感できたので、私と関わってくれている人たちへ家政婦のように『見ているよ』のサインを、鬱陶しくない程度にこれからもお伝えしていこうと思いました。
そんなこんなで3ヶ月のコーチングプログラム、私は受けてみてとても満足。
正直そこそこ良いお値段なので、受ける前はいろいろなホームページを見ては閉じ、見ては閉じ、を繰り返しましたが笑、ギュッと3ヶ月集中して自分と向き合う時間を持てたことで自分の考え方の癖を知り、日々穏やかに過ごしやすくなった気がしてます。
これはたぶんだけど『まずはお試しで1回だけ…』的なものを最初に受けていたら、あんまり効果を実感せず『微妙な散財をしたわー!』って残念な気持ちだけで終わっていたような気がしてます。
私がねじり曲がった性格だったからかも知れないけれど、拒絶反応が起きないように少しずつ少しずつ浸透させていってくれたようなそんなプログラムでした。
私は今までの人生で気負わず話しやすかった同姓&同年代のコーチを探し、クリエイティブな職業(元パティシエさん)経験もあり、RPGゲーム好きの大原亜希さん (Coaching Labo LIBERTE)にたどり着いてお願いしましたが、自分が素直に会話できた人の特徴を振り返れたあの時の私グッジョブと言いたい。
コーチングをお願いする時の基準として『自分にとっての話しやすい人』であることはとても大事だなと、プログラムを受け終わった今とても感じてます。
気持ちの上がり下がりに翻弄されている私のような迷える子羊な自覚のある人にはコーチングおすすめです。
また落ち込みそうな時はドン底にたどり着く前に先へと踏み出せるように、体験したことを思い出しながら過ごしていきたいと思います。
そしてどうしようもないドン底LIFEを楽しみそうになった時は、『人に頼ること』を忘れないようにもしなきゃね。