武士と言われた夜

武士と言われた夜

先日の夜、友人たち5人でzoom飲み会を開催しました。

その友人たちとは今は亡きソーシャルゲームで同じギルドのメンバーだった人々。
思い返すと『みんなアホだったん?』って思うぐらい、いい大人たちが昼も夜も関係なく交流しながら遊んでいました。私もその中の1人だけど。

ギルド対抗のランキング形式のゲームだったので、所属メンバーのステータスが上がる装備が報酬のタイミングに合わせてランクインを目指し、みんな仕事の合間にトイレや休憩に行く回数を増やしたり、帰宅後に夜明けまでスマホと見つめ合っていたりと、生活のほとんどをそのゲームとギルドメンバーたちと過ごしていた3年間でした。

『え?3年間もゲームばっかりやってたの?アホちゃう?(再)』という声が聞こえてきた気がするけれど、本当にやってました。マジで。寝ずに。よく飽きずに尚且つ仕事や家事と両立しながら元気にできてたなぁーと今ではもんのすごく思います。

それだけ楽しかったんですよね。
ゲームのシステム自体も、RPGでストーリーがあって(サービス終了までに完結しなかったけど)、私にとってはちょうど良いバランスのグラフィックで、トレード機能もあって、アバターのお着替えができて、ランキングという燃える要素もあり、コメント機能やゲーム内の掲示板機能でどこかの誰かと交流ができたりと、誰もが知るようなビッグタイトルのゲームではなかったけれど、楽しめる要素がたくさんあって本当に楽しいゲームでした。

これだけドハマり出来た最大の要因は『同じ熱量をもったギルドメンバーに恵まれたこと』だったと思っています。

特にリーダーをしてくれていた子(中の人は女性)がすごかったんです。
表では豪快に振る舞っているけれど中身は超繊細。承認欲求の塊であるがゆえかどうなのか旗振りの仕方が天才的で、声をかけるとすぐ周りのみんながやる気を出してしまうような、とても魅力的な人でした。

奇跡的にそのリーダーと私はとても相性が良く、気付けば補佐的な動きを私はよくしていました。
基本無料のゲームだったせいか考えの合わない人も多く、割とケンカっ早いリーダーvs誰かの間に入っての火消し活動や裏での調整役は、今よりももっともっと未熟だった当時の私にとっては正直大変だった時もあり、枕を涙で濡らしたことも多々あったけど(ゲームのことなのにね)、協力的なメンバーたちのおかげでいろいろ進めることもできたし、ツラかったことも今となっては良い思い出。

私は1番最初に声をあげて周りの人を惹きつけ、そこから引っ張っていくことには向いていないことをこのゲームで自覚したけれど、それと同時にそういう1番最初に行動できる人を最後まで信じ続けて隣りで寄り添う役回りにはとても向いていることも知ることができました。

TEDのこの動画でいうところの2人目のバカが私ですね。

そんな風にゲームなのに生活の一部となるほど苦楽をともにしたリーダーとギルドメンバー数人とは今でも関係が続いており、サービス終了してしまった今ではゲームの中を飛び出し、リアルでも会って飲み明かすような間柄となっています。

目の前にきたものを斜に構えてバカにせず一生懸命向き合った先では、楽しい未来が待ってたよっていう体験談のお話でした。

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